2020年01月

岐阜市が小中校などに「いじめ対策監」を配置するとのこと。

2020/1/31(金)晴れ。
☆10時から岐阜市役所での「人権教育・啓発推進協議会」に出席。会長として議事進行を務める。委員19人が参加。「令和元年度の取組の進捗状況」・「第3次人権教育・啓発行動計画(案)」について報告を受け、委員全員に発言していただき討議する。終わって、プールへ。買い物は少しだけ。

☆「黒ねこ 危機一髪-冬の車中に1カ月-車の持ち主は入院中 たまたま通ったドイツ人が発見」(1/31E)〇1匹の雌猫が今月、車の中から助け出された。車の持ち主は1カ月余り入院しており、その間ずっと閉じ込められていたとみられる。幸運が重なって救われた命。骨が浮くほどやせ細っていた体は、順調に回復している。(下略。机美鈴記者)◆発見したドイツ人のファビアン・ラウツスさんが警察や京都動物愛護センターに相談したが、たらい回しされた末、「対処する法的根拠がない」と言われた。なんということだろう。野良猫の不妊手術を続けるボランティア団体「ぜろの会」代表の根津さゆりさんの尽力で助け出された猫は通りの名にちなみ「マリ」と名づけられた。体重も1・7㌔から2週間で3・4㌔に倍増したという。マリは根津さんの家族として迎えられる予定。それにしても「動物愛護」の名が泣くよなあ。

☆「いじめ対策教員 全小中に配置へ-岐阜市中3自殺受け」(1/31M)〇岐阜市立中学3年の男子生徒が昨年7月にいじめを苦に自殺した問題を受けて、同市の柴橋正直市長は31日、新年度から市立のすべての小中学校と特別支援学校、市立商業高校の計70校に、いじめ対策を担当する教員「いじめ対策監」を1人ずつ配置する方針を発表した。市によると、対策監はいじめの防止に関するアンケートの分析、保護者への連絡などで中心的な役割を担う。いじめ対策に注力できるように、市独自で新たに各校へ常勤講師も配置する。(下略。高木文子記者)◆課題は検証だな。対策監と校長・教頭などとの関係も気になる。「研修校・教育実習校」の「研究第一・エリート養成・権威主義」とどう立ち向かうのか、じっくり見定めたいと思う。明日は、早朝から加納中学校での「ハートフル人権ライブ」だ。「知らないことを知らないと率直に認めることから知は始まる」という『論語』の言葉を枕に振るつもり。今夜は、ここまで。ではまた。おやすみなさい。

鶴見俊輔さんのこと。

2020/1/30(木)晴れ。
☆2時、プールへ。フルメニューを楽しみ、5%引きのイオンで「ブラックニッカ・クリアブレンド」4Lなどをゲットする。帰宅後、記事の整理と読書。各地から年度末と新年度の日程が徐々に入る。ありがたいことだ。

☆朝日新聞・大佛次郎賞 黒川創さん(作家。受賞作『鶴見俊輔伝』)〇本を書くと経歴をまとめてくれます。「雑誌『思想の科学』編集員などを経て作家になる」と、書いてくれます。ただ、より正確にいうと「思想の科学」を経ていません。職業でも社会的な地位でもないからです。各自が別の職業で生活し、自発的に学問していました。鶴見(俊輔)さんはそういう学問のあり方に熱意を傾けていました。地位とも報酬とも結びつかない、個人によってひそかに続けられた学問は、無垢(むく)な輝きを帯びている。それが学問の初心だとしていた鶴見さんは,今の時代にも鋭い知見を示してくれます 。ありがとうございました。◆鶴見さんとは『こぺる』誌上で対談したことがある。黒川さんの使う「学問」は大学でのそれを意味しない。もっと幅が広くて深い「人間と社会」探求の道だ。今夜は、ここまで。ではまた。おやすみなさい。

働く現場の異常さにいつ気づくのか。

2020/1/29(水)晴れ。
☆2時半、イオン・プールへ。フルメニューを楽しみ、イオンで買い物を少し。帰宅後、記事の整理と読書に精を出す。
☆「過労死ライン以上 中学『実習校』86%-岐阜市 教員多忙明らかに」(1/29M)〇岐阜市の柴橋直人市長の諮問機関「公教育検討会議」が28日あり、教員の多忙の解消について議論した。昨年4月の1カ月の調査で、勤務時間外の在校時間が過労死ライン(月80時間)以上だった教員の割合は市立小学校で約19%、中学校で約42%にのぼり、多忙とされる「実習校」の中学校では約86%にのぼった。
☆「日本郵便経営陣に従業員訴え-『一方的なノルマ』『自爆多すぎ』」(1/29M)〇かんぽ生命の不正販売を受け、日本郵便の経営陣と従業員が対話集会を開いている。集会で寄せられた声約3500件の一覧表を朝日新聞が入手して分析したところ、全体の14%が目標やノルマに触れていた。(略)ノルマ達成のためカタログギフトの商品などを自ら買う自爆営業に追い込まれる従業員もいた。自爆に触れた声は「すべての商品に対しインナー契約(自爆営業)を調査してみたらどうか?どれだけ社員に支えられているかいしゃかを経営陣はわかると思います。」(略)「自爆が多すぎる。自爆を抜きにした場合、どれだけの売り上げがあるかどうかを精査してほしい」など、調査や魅力的な商品を求めていた。
◆こういう記事を読むと、この国の「働く現場」には、いまだ「特攻精神」に満ちているらしい。その先に待っているのは「1945年8月15日」の再現でしかいないのに。今夜は、ここまで。ではまた。おやすみなさい。

年賀はがきのお年玉切手シールを受け取る。

2020/1/28(火)曇り、ちょっと時雨れ。
☆二度寝して12時過ぎに起床。コーヒーとサンドイッチの昼食をとりながら、朝刊をチェック。1時過ぎ、西改田簡易郵便局で「年賀はがき」のお年玉切手シールを受け取り、未使用年賀状を「はがき」と交換してもらう。2時半、プールでフルメニューを楽しみ、イオンで買い物を少し。帰宅後は、記事の整理と読書に精を出す。

☆「75年 痛みは今も-アウシュビッツ解放 犠牲者追悼-元収容者参加『自分の記憶新たに』-反ユダヤ犯罪なお」(1/28M)〇ナチス・ドイツが第2次大戦中にポーランドでつくったアウシュビッツ強制収容所が解放されて、27日で75年を迎えた。ユダヤ人の大量虐殺(ホロコースト)を生き延びた元収容者らは、悲劇を繰り返さないよう訴える。だが、反ユダヤ主義に絡む犯罪は増え、歴史の教訓を今にどう生かすのかは重い課題だ。アウシュビッツ強制収容所は1940年、占領下のポーランド南部オシフィエンチムにつくられ、後にナチス最大の収容所となった。欧州各地から送られたユダヤ人ら約110万人が犠牲になった。45年1月27日、収容所に残された約7500人がソ連兵によって解放された。現在は博物館となっている。(野島淳記者)◆NHK・BS1(午後6時)「世界ドキュ選(前篇) ダス・ライヒ秘録映像・ヒトラー“死の部隊”」も観る。わたしはナチス・ドイツの「ユダヤ人虐殺」を、日本軍による「南京虐殺」(1937年)と重ねることにしている。なぜなら、いまも「南京虐殺」を事実無根として否定する人びとがこの国にいるからだ。「歴史に学ばない国民は同じ過ちを犯す」ということを肝に銘じたい。今夜は、ここまで。ではまた。おやすみなさい。

かさい内科医院と散髪屋さんへ行く。

2020/1/27(月)曇り、のち小雨。
☆11時過ぎ、かさい内科医院で定期健診。そのあとカトレア薬局で降圧剤を出してもらう。ついで散髪屋さんへ。どちらも待ち時間はほとんどなし。昼食後、プールへ。フルメニューを楽しみ、イオンで買い物を少し。

☆「知的障害の小5 いじめ受け転校-宮崎 市教委指導 学校謝罪」(1/27M)〇宮崎市立小学校の特別支援学級に通い、軽い知的障害のある5年生男児(11歳)が通常学級の複数の児童からいじめられて不登校となり、今月転校したことが分かった。2年生の頃からいじめられていたという。学校は当初いじめと認めなかったが、父親の訴えを受けた市教委の指導後、事実関係を認めて謝罪した。(略)2年生の交流学級で複数児童から「キモい」と言われた。3年生では顔をつねられたり上履きを隠されたりし、4年生では上履きを水でぬらされた。5年生では理科の授業中に実験材料のマメを食べるよう迫られたという。2年生時から父親が担任らに対応を求めた。だが、学校は加害児童からのみ聞き取り、「児童間のトラブル」として、いじめと認識せず、加害児童への注意にとどめた。(略)昨年4月に就任した校長は「早い段階で真摯(しんし)に向き合っていじめを解消していれば、ここまでの事態にはならなかった。転校になって申し訳なく、残念だ」と述べた。◆こういう弁解にはうんざりする。だから「いじめ対応 弁護士が助言-学校問題に『スクールロイヤー』広がる」(1/27E)とういうことになるのだろう。しかし、弁護士は法律の専門家であっても「人間と教育」の専門家ではない。そこのところを履き違えないでほしい。今夜は、ここまで。ではまた。おやすみなさい。
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