2017年10月

来年度用の『歴史手帳』(吉川弘文館)が届く。

17/10/31(火)晴れ。
☆午後、TV「徹子の部屋」「トットちゃん」を観て、プールへ。フルメニューを楽しみ、買い物を少し。孫たち3人が元気に帰ってくる。一希と眞一はすぐさま外遊びに。今日は「パッソロ・スクール」の日だ。短い間だけでも遊びたいんだな。

☆「西国三十三所 慈悲の旅─来年開創1300年■『免罪符』求め 観音さまへ」(10/29M)〇日本最古の巡礼の道とされる「西国三十三所」は来年、開創1300年を迎える。京都・清水寺や奈良・長谷寺をはじめ33寺にまつられるのは観音菩薩。33の姿に変えて人々を救うという観音さまの慈悲に出会う旅に出かけてみませんか。(略)四国八十八カ所との違いは何か。八十八カ所は山岳信仰などに由来し、海辺や山中で苦行する「辺路(へじ)が遍路となったとされる。同行二人(どうぎょうににん)といい、弘法大師とともに歩く。西国三十三所は観音さまの慈悲を授かる巡礼で「遍路」とは呼ばない。極楽浄土にいる阿弥陀如来と違い、観音さまはあえて浄土には行かない。現世で苦しむ人々を幸せにしようと誓いをたて、33の姿に変える。33とは無限を意味し、あらゆる姿に変えて人々を救ってくれる。(岡田匠)▲わが家の前の道はかつて「谷汲街道」と呼ばれていて、移り住んだ43年前、三十三カ所の札止め「谷汲山・華厳寺」にお参りする人びとを乗せた観光バスが通っていた。華厳寺は、わが家から30分ほどのところにある。しばらく出かけていないことに気づく。▲寺島書店から2018年度版『歴史手帳』(吉川弘文館)が届く。来年も元気で過ごしたいと念じる。

☆瑞浪市立稲津小学校「命の日」(10/4)の感想文(5年生)から。原文のまま。
  〇「命」のことを話してくれてありがとうございました。私は、毎日、あいさつをしているけど、なぜあいさつをするのか、考えてもいませんでした。でも、藤田敬一さんの話を聞いて、あいさつは、「山びこ」と教えてくれました。あと、藤田敬一さんがいってくれた「自分らしく」という言葉にゆう気をもらえました。今日は「命」のことを考えれたことをうれしく思います。
  〇とても、すごくよかったです。藤田さんの話を聞いて、ものすごく「あいさつ」のことを知りました。自分は「山びこ委員」という委員会をやっています。あいさつを、学校に広めようと、みたいなかんじで、8人で学校をひっぱっています。思ってもいなかったです。あいさつとはなにかを藤田さんから聞いた話で、もっとあいさつを広めたいと思いました。少し、自分が変わったと思います。この話を目標にしてやっていきたいです。そして、命のつながりや、いじめなどをなくせる、学校にしたいと思いました。
  〇今日の話はこれまでの中で1番心にのこった気がします。おもしろい所もあればこれまでの自分をふり返ったりといい日になりました。「あいさつ」は当たり前と思いがちでしたが、理由があり、本当に大切なことだと思いました。「いじめ」については体験がないので自分の体験といっしょにきいたりはできませんでしたが、ぐたいてきに藤田さんがはなしてくれたので、実際のことがきけてうれしかったです。命の大切さが1日でよくわかりました。どんな日でも命のありがたさを考えて生活したいとあらためて思いました。
  ▲5年生のしっかりした「感想文」に感銘を受ける。みなさんは、どう思いますか。▲今夜は、ここまで。ではまた。おやすみなさい。

お知らせ╾旧HPが閲覧できなくなります。

17/10/30(月)晴れ。
☆10時、起床。午後、プールへ。フルメニューを楽しむ、今日、イオンは5%引きだったが、買い物は少しだけ。一希と眞一は帰宅後、すぐ外出。二人とも「宿題は学校でやった」というが、莉子は「一希はやっていないと思うよ」とのこと。ま、それもよし。

☆明日(10/31)の深夜をもって、旧HPが閲覧できなくなる。そこで最終記事のうち主なものをPCに移す。これまで管理してくれた娘(J2)に感謝。今後はブログで発信していくつもりだ。

☆瑞浪市立稲津小学校(10/4)の感想文(4年生)から(原文のまま)。
  〇ぼくは、藤田さんの話を聞いてわかったことは、いのちを自分でおとしてはいけないことといのちを大事にすることです。いのちを自分でおとさないようにしたいです。自分のいのちもみんなんのいのちも大事にしたいです。
  〇わたしは、あいさつを大きな声で言いたいです。あいさつは、命と命を関わり合うことを知りました。あと、給食の時は、マナーを守って食べたいです。いじめをしずに、みんなといっしょに楽しい時間をすごしたいと思いました。
  〇私は、藤田さんの話をきいて、こんなことを思いだしました。私が5才ぐらいのとき、私の友だちがいじめで死んでしまいました。どんなにかかなしかったでしょう。わたしは、たくさんの人がなくなったのをみてきました。でも藤田さんは、そういうことが、わかっているからみんなにお話ができるんだと思いました。私は、藤田さんはきっと楽しそうです。いじめをしていたけど、自分であやまろうとしたことが、すごかったです。
  〇わたしは藤田さんの話はとてもいいお話だと思いました。「死ね。」や「バカ。」などをかるい気持ちでいってはいけない。」ということを聞いてわたしは心にひびきました。「いままでこんないい話を聞いたことはなかった」と思いすごいと感動しました。
  〇目をつぶってもう1人の自分と出合ってまだやるべきことがまだたくさんあるのを気付いて生きなければと思いました。みんなの命、自分の命を守りたいです。
   〇たいせつと思ったことを2つまなびました。1つ目はいただきます、ごちそうさまやおねがいします、ありがとうございましたを言ういみです。ぼくはいままでこの4つの言葉などをいうときに「ただやればいい」と思っていました。でも藤田さんのはなしをきいてその4つなどのものがあるいみやそれをやるいみをよくしれました。いただきます、ごちそうさでした、命(お米や鳥肉)をいただくのでいうそうです。2つ目は、ごんたの話で感動したことです。藤田さんがバスていで「ニャーニャー」と鳴き声をきいた後自転車のかごにいましたね。がりがりにやせていてかわしそうだったのでいそいで家にいきねこをいてバスていにいきましたね。そのごんたを病院につれていったら「このねこは、長生きしても7年しかいきません」といわれましたね。でもそのごんたは16年もいきてくれました。それはごんたをすくってくれた藤田さん(への)かんしゃのあらわしだとぼくは思いました。そういうことがおこる理由は、おなじ地球にいるおなじ生物としておなじ命や、気持ちが関わりあっていると思いました。
 ▲小学4年生からのメッセージに感動する。▲今夜は、ここまで。ではまた。おやすみなさい。

学校関連記事に胸ふさがる思いがする。

17/10/29(日)雨。
☆11時過ぎ、カミサンをお隣の北方町に住む元同僚・棚橋さんのお家まで送る。午後、雨風が強くなる。プールへ。フルメニュー楽しむ。買い物はサンドイッチだけ。4時、カミサンを迎えに行き、棚橋さんと窓越しに手を振り合ってお別れをする。

☆「黒染め指導 大阪府を提訴─生まれつき茶髪の高3女子」(10/27E)〇生まれつき茶色い髪を黒く染めるよう教諭らから何度も指導され精神的な苦痛を受けたとして、大阪府立高校3年の女子生徒が、府に約220万円の賠償を求める訴訟を起こした。(略)訴状によると、生徒の母親は2015年4月の入学時、生徒の髪が生まれつき茶色いことを学校側に説明。黒染めを強要しないよう求めた。しかし教諭らは、染色や脱色を禁じる「生徒心得」を理由に、黒く染めるよう指導した。「生来的に金髪の外国人留学生でも、規則では黒染めをさせることになる」とも述べたという。(略)16年9月には黒染めが不十分だとして授業への出席を禁じられた。翌10月の修学旅行への参加も認められず、現在も不登校が続いているという。▲記事によるかぎり、教員たちの硬直した対応には驚くしかない。自分を何様だと思っているのだろうか。

☆社説「指導死─教室を地獄にしない」(10/29M)〇子どもたちの可能性を伸ばすべき学校が、逆に未来を奪う。そんな過ちを、これ以上くり返してはならない。(略)福井県の中学校で今年3月、2年生の男子生徒が自死した。宿題の提出や生徒会活動の準備の遅れを、何度も強く叱られた末のことだった。(略)生徒が身を置いていたのは、教室という名の地獄だったというほかない。(略)「指導死」親の会などによると、この30年間で、報道で確認できるだけで未遂9件を含めて約70件の指導死があり、いくつかの共通点があるという。本人に事実を確かめたり、言い分を聞いたりする手続きを踏まない。長い時間拘束する。複数で取り囲んで問い詰める。冤罪を生む取調室さながらだ。大半は、身体ではなく言葉による心への暴力だ。それは、教師ならだれでも加害者になりうることを物語る。▲繰り返すが、すべては教室・学校という世界における「教員-生徒の権力関係」が背後にあるというのが、わたしの見立てだ。教員は、教室・学校では権力者だと自覚することから始めるべきだと思う。

☆「授業・生徒指導・・・『一律に』─学校現場で広がるスタンダード─教委、学力向上を狙う■教師の主体性危ぶむ声─あいさつ 先生の顔を2秒見る/筆箱の鉛筆5本─学校独自に作成 保護者向けも」(10/29M)〇教育現場に「スタンダード(標準)」が広がっている。教育委員会が教員に授業方法を示す「授業スタンダード」から、学校が教員に指導の統一を求める「教員スタンダード」、教員が保護者に持ち物の基準などを伝える「保護者スタンダード」まで登場した。なぜ、いま、スタンダードなのか。(編集委員・氏岡真弓)▲東京都内のある小学校が作ったスタンダードに、「授業のあいさつ後、先生の顔を2秒見るよう指導する」とあるとか。そんなことより隣の友人とハイタッチしたり、握手したり、ハグした方がずっとすばらしいのではないか。東広島市の小中学校では「黙動流汗清掃をします。廊下の移動は黙って一列で右側を」と決めているらしい。ここから浮かぶのは拘置所や刑務所のイメージ。よくまあこんなことを「スタンダード」などと言うよなあ。しかし、笑ってすむ場合ではないようだ。▲今夜は、ここまで。ではまた。おやすみなさい。

せわしい半日だった。

17/10/28(土)雨。
☆携帯の目覚ましが8時に鳴る。外は雨。「資源回収」が実施されているかどうかを確かめるべく、集積場のJA七郷支店まで車を走らせたら、七郷小学校PTAのみなさんが待っていてくださった。帰宅して、再度出向く。お礼を申し上げる一方で、「こういう天候のとき、回収を実施するのかどうか、周知する方法を考えてほしいですよね」と語りかける。▲9時前、チャチャをオアシス動物病院へ。体重3.98㌔、体温37.4度。▲11時、かさい内科クリニックへ。インフルエンザ予防注射と血液検査のための採決をしてもらい、カトレア薬局でいつもの降圧剤を受け取る。▲午後、プールへ。フルメニューを楽しんだあと、イオンで買い物を少し。

☆瑞浪市生活安全課人権啓発係の山崎さんから、稲津小学校(10/4。4~6年)と瑞浪中学校(10/16。1年生)の感想文が届く。瑞浪中学校のK教頭さんの、「先生の熱意と迫力、開始30秒で子どもたちの心をつかんでしまわれる藤田先生の魅力は、年々磨きが増していらっしゃると率直に感じました。『人権』という深いテーマを子どもたちの身近に引き寄せ、明るく楽しく子どもたちを引きこみながら、大切なところは力をこめて語ってくださり、子どもたちが、『我が事』として考える機会となったことが、感想から伝わってきました」とのお便りが同封されている。ありがたいことだ。

☆各務原市人権同和講演会(10/24)の「アンケート結果」が届く。参加者は248人だったとか。60~70代が圧倒的だ。自由記載で見つけた感想。「眠くなるのを覚悟で出掛けて来たが、今の自分に当てはまる部分がたくさんあり、とても興味深く聴きました」(70代)、「『生き合う』ということ、本日、今より考えます。本当はサークル長として仕方なく参加しましたのに、今心はほっかほか。先生にラブレターをかきたくなりました」(70代)。何がしかの「義理と無理と厄介」感を抱きながら会場まで足を運んでくださった方に「自己対象化・自己内対話」をしていただくことが、わたしの願い。

☆「教師のいじめに遭った時 私は」(主婦、S・R。福岡県・58歳。「声」欄10/28M)〇福井県で中学生が自殺したのは、教師による厳しい叱責が原因と指摘されている。私自身も小学4年生の時に似たような体験をした。担任は予定通り物事が進まないと私たち学級委員2人を責めた。土下座させ、運動場を数周させることも。学級会でいい意見が出ないと怒り、司会の男子学級委員を小突いた。彼が落涙すると「この人、私が触ると泣くよ。おかしいね」と級友に嘲笑を強いた。彼は、学級会がある月曜には欠席するようになり、司会は私になった。私は担任に隙を見せず、常に堂々としているよう心がけた。友達も陰で励ましてくれた。私なりの助言。教師の「いじめ」だと感じたら、①自分に非がないなら毅然とした態度を貫く②々学校に通う兄姉に相談する③不登校や転校を敗北と考えない④死なない。未来を信じて生き抜く。親も、気づいてやれなかったと過酷に自分を責めないでほしい。私も、日曜の夕方にふさぎこむ理由を両親から何度も聞かれたが、苦しみを言葉で再現するのがつらく、心のバランスが崩れそうで言えなかった。学級が「担任という独裁者」の帝国にならぬよう、学校には風通しのよい仕組みづくりを願いたい。▲教員は権力者として子どもの前に立っている。その自覚がない人は教育の仕事をしない方がいい。▲今夜や、ここまで。ではまた。おやすみなさい。

「いじめ」関連記事に思う。

17/10/27(金)晴れ。
☆今朝はマリリンが布団の中でゆっくり寝てくれた。10時起床。12時、メーテレ「徹子の部屋」で往年の名スターの姿と対面したあと、「トットちゃん」を観てプールへ。フルメニューを楽しむ、イオン5%引きで買い物をちょっと。今日、孫たちは自宅へ直行し、わが家には立ち寄らず。

☆「いじめ32万件 10万件増─16年度子どもの自殺244人」、「いじめ把握 自治体注力─各校に担当教員■けんかも計上─『数』先行 疑問の声も─視/点 指導の『内実』向上も」、「いちからわかる!─学校のいじめ把握10万件も増えたの?早期対応のため、定義を広げたのが影響した可能性も」(10/27M)▲冷やかし・からかい・悪口・陰口・じゃれ合い・けんか・・・。それは、日常の「生き合う」姿ではないのか。孫たちも、猫たちも、そう。「いじめっ子」だったわたしは、一線を越えるとき「悪質ないじめ」になると思うようになった。「じゃれ合う」なかで子どもは成長すると信じている。言葉の定義や対策をこと細やかに考える前に、自らの成長過程を振り返ることから始めるべきではないか。

☆「麻生氏『衆院選大勝は北朝鮮のおかげ』」(10/27M)〇麻生太郎副総理は26日夜、衆院選の自民党大勝に関して「明らかに北朝鮮のおかげでもありましょうし、いろんな方々がいろんな意識をお持ちになられたんだろう。特に日本海側で演説をしていると、つくづくそう思った」と語った。北朝鮮情勢が緊迫する中での衆院解散に批判があっただけに、野党からは「おかげ」発言への批判が出ている。▲「国難」を前面に打ち出した目論見がまんまと当たってご満悦の麻生さんが思わず本音を叫んだのだろう。それにしても「国難」に弱いのは、この国民の性質なのかもしれないな。

☆伊勢田哲司さん(京都大学准教授。1968年生まれ。専攻は科学哲学、倫理学)〇多くの日本人は普段、何気なく肉を食べていると思います。でも、国際的には1990年代以降、食べられる側の動物に福祉や権利を考えようとする動きが急速に広がっています。動物の肉を食べることを倫理的に正当化できるのでしょうか。(略)人間と動物は種が違うから別扱いしてよいというのは人種差別、女性差別ならぬ、「種差別」であり正当化できるものではない。(略)私自身も良心に従って避けられるなら肉を避ける、という程度で菜食主義者ではない。ただ肉食を考えることは、私たちがどう生きるべきかを筋立てて考える倫理の問題に直結していることは確かです。(聞き手・高久潤)▲では植物のいのちは、どうなのか。食物連鎖は、生き物のルールという冷徹な事実がある。そこに「いのちを大切に」という人間的倫理を持ち込むとき、話はややこしくなる。ここをどう考えるか。▲今夜は、ここまで。ではまた。おやすみなさい。
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  • 孫たちと久しぶりに山小舎へ行く。
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